ラグビーワールドカップ決勝トーナメント
日本VS南アフリカ
感動しました。
勝ち負けを超えていましたね。
「最後まであきらめなかった姿に誇りを感じる。日本代表が、列島全体を一つにしてくれた」
「頑張った、頑張ったよ日本!感動をありがとう!」
「この日本中の盛り上がりと、日本代表の皆さんの勇姿は忘れない!」など感動の声が寄せられています。
史上初の決勝トーナメントまで駒を進めた日本。
試合前の国歌斉唱から、流大選手は目に光るものを溜めながら仲間たちと肩を組み斉唱していました。
「一緒に斉唱して泣いた」
「テレビの前でもらい泣き」
と試合前から感極まった人も多かったようです。
外国人出身が多い日本チームがワンチームを作り上げるために、3年前から、それはそれはすべてのことを犠牲にして努力し、勝つために全てのことをやってきました。
国家「君が代」の意味をキャプテンであるリーチ・マイケルが選手たちの前で講義をしたそうです。
そして国家に出てくる「さざれ石」をみんなで見に行ったそうです。
「さざれ石の巌となりて」とは、「小さな石が集まって大きな岩となるように」という意味です。
まさに、「結束し、協力しあい、団結して」という意味あいなのです。
試合後、主将としてチームを引っ張ってきたリーチ・マイケルは
「正直な気持ち、このチームのキャプテンができて誇りに思っている」
そう、試合中の戦っている選手たちの姿を見ていて、自分の為ではない。ラグビー界のため、周りの人の為、そして日本国民に元気を与えるんだ、という気持ちが伝わってきました。
試合後、控えの選手もコーチもスタッフも全員で円になり肩を組んでいる時、みんな涙していました。
でもその涙が、悔し涙というよりも、
すがすがしい涙、「みんなとやってきてよかった」というありがとうの涙のような気がしました。
「下を向く時間は必要ない。胸を張って。1人1人が誇りに思うべき。今後の姿、態度で見せることが大事」
とリーチ・マイケルは話していました。