『自分が源』
以前読んだ本に、「成功し、豊かな心を持っている人の考え方」というものが書かれていました。
成功し、豊かな心を持っている人というのは、なかなか人にはできないことを実現しているので、多くの優れた面を持っている。
その中でも特にすごいのが、結果のすべてを自分のせいにできる精神力の強さである。
逆にいうと、このメンタリティさえ身につけることができれば、かなり成功に近づくことができるのだ。
往々にして人間は、他人のせいにすることにかけては天才である。
曰く、仕事がうまくいかないのは周囲が非協力的だからであり、自分がお金持ちになれないのは世の中の仕組みが悪いからである。
この例は、かなりダメ人間のレベルかもしれないが、以下はどうだろうか?
信用していた人に裏切られた、投資した会社の業績が悪化して株が下がった、コネのある人にいい話を持っていかれてしまった……。
このようなケースでは、自分のせいではないと思いたくもなるかもしれない。
だが成功している人は、これらのことが起こっても、すべて自分のせいにすることができる。
問題が起きたとき、何かのせいにするのは簡単です。自分は何もしなくて済むようになるからです。たとえば、売上が悪い日があったとします。</span></p>
その理由や責任を、天気のせい、景気のせい、地域のせい、スタッフのせい、オーナーのせい、親のせい、家族のせい、といった具合に何かのせいにすると、自分を守ることは出来るかもしれませんが、一切成長しません。もしその理由や責任を自分に出来たなら、自分はどんどん成長していきます。
たとえ、本当に相手や景気や天気が悪かったとしても、天気の悪い日にお客様に来てもらうのにはどうすればいいか、と考えるからです。本当の不景気だったとしても、伸びている企業はあります。
天気が悪くても繁盛しているお店だってあります。
自分の責任と捉え、今あるものに感謝し、更なる挑戦をしていきたいですね♪
ケネディ大統領は就任演説の中で次のように述べています。
「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えよう」
常に、「自分には何ができるか」と考えて行動したいものですね。