2008年5月 | 週間茨城朝日(FPの生活アドバイス)

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家と土地、売った時の税金は?

Q

18年前に母から相続した土地、家に、現在主人と住んでいます。これらを売って、他県に移り住みたいと考えていますが、どんな税金がどのくらい掛かるか教えてください。

ひたちなか市 Iさん(63歳)


A

売った時に掛かる税金の主なものは譲渡所得税です。

自宅を売却する場合は、譲渡所得=売却価格-(取得費+売却時の諸費用)が生じます。譲渡所得が3000万円以下であれば、課税される心配はありません(3000万円特別控除)。

一般的な住宅を売却する場合には、まずこの控除を考えてください。言葉は適切ではないかもしれませんが、「3000万円以上儲かっちゃった」場合は税金を払うということです。

 ご相談のケースでは、取得費がほとんどないと思われますので、譲渡所得が3000万円を超える可能性があります。その場合、3000万円を超えた部分の20%を税金として払わなければなりません(軽減税率の特例の適用要件を満たせば14%となります)。

 そのような時は買い替え特例を検討してみてください。この特例措置は、売却によって生じた譲渡所得のうち、新たに購入した住宅の価格分を、次に媒酌するまで課税を繰り延べるという制度です(この特例を使うと3000万円の特別控除と軽減税率の特例は受けられません)。

 買った時の税金もお忘れなく。不動産取得税と固定資産税(都市計画税)に加え、印紙税・登録免許税などがあります。

 不動産の場合、適用要件なども複雑です。税制は頻繁に改正されますし、素人考えで対処せず、専門家に相談してから実行することをお薦めします。


株式会社IFP 芝間 美喜夫

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