2008年4月 | ベターライフ(独立系FPによるマネークリニック)

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株式市場今後の動向は個人はどう対処する?

Q

最近、持っている株の利回りが悪くなりました。今後の株式市場の動向の予想を教えて下さい。また、それに対して個人投資家はどう対処すべきかも合わせて。お願いします。


A

1月に入ってから日本株式市場が大きく下落した原因としては大きく5つ。

1「大手金融機関のサブプライムローン問題関連損失の相次ぐ計上」
2「米国経済の先行き不透明感」
3「国内景況感の悪化懸念」
4「国内政治・政策に対する閉塞感の高まり」
5「円高米ドル安による輸出関連企業の業績悪化懸念など」

が主なものだと思います。

従って、株式市場の動向を予想するということは、前記1から5(本当はもっと他にも原因があると思いますが…)についての予想をそれぞれ行い、個別の予想を複合的に考えていかないといけないと思います。

でも、実際のところ、予想することは非常に難しいですよね。あえて予想を述べさせていただきますと、米国の金融当局が強い危機感を感じて、緊急大幅利下げなどの対策を講じている今、あまり悲観的な予想(まだまだ下落する)はしておりません。

しかし残念ながら自身を持って日本株に投資できる時でもないと思います。ただ前述1~5の原因が解消できたときは上昇に転じているでしょうが…。

私は株式こそ短期間で考えてはいけないと思っています。株価は欲望と恐怖という人間の心理を反映しながら、1日ですごい価格変動をしています。例えば、ソニーという銘柄は10億株発行していますので、1日で1000円安くなるということは、1000億円の時価評価を全体で失ったことになります。この数字はソニーの年間利益の大体3分の1に値します。でも1日でソニーという会社に1000億円もダメージを与えるようなことは多分起こっていないでしょう。でもこれだけの時価変動を日々するものが株式であり、その辺は割り切って長い目でみないといけません。

「やまない雨」はないのです。今は「我慢の時」だと思います。


株式会社IFP 寺岡 正文

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