2007年12月 | 週間茨城朝日(FPの生活アドバイス)

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FPの生活アドバイス・マイホーム特別編 住宅に掛ける保険はどうすればいいの?

Q

現在マイホームの購入を検討しています。火災保険などへの加入を考えているのですが、補償対象はどこまで考えればいいのでしょうか?家財保険や地震保険は必要ですか?
 また、新築一戸建てと中古住宅やマンションでは加入の条件が違うのかも教えて下さい。住宅ローンを支払いながらとなるので、毎月の支払いはなるべく抑えたいと思っています。

水戸市 Iさん(32)


A

○火災保険の考え方として大きく分けると2通りあります。例えば火災が発生した時、
1:建て替え費用まで補償されるのか(再調達価額)
2:現在の価値(時価額)しか補償されないのか、です。

 2000万円の家でも年数が経過するごとに価値は下がっていきますよね。2の時価額で設定すると、例えば築10年の家が全焼してしまった場合に価値が1200万円に下がっていたら、いくら2000万円の保険に加入していても1200万円しか支払われず、今までと同じ建物を建てることが出来ません。1の再調達価額でのご加入をお薦めします。

 ○補償の範囲ですが、火災だけでなく、落雷、爆発、台風などによる被害、車が建物に衝突し建物破損、水ぬれ、盗難まで補償を付けることは出来ます。

 ただ、高台にあり水災補償が必要ない、道路に面していないから車の飛び込みの心配はない、など必要のない補償を省いていけば保険料も節約出来ます。また、門、塀、物置、車庫まで含めるか含めないか、どこまで補償したいのかなどはじっくりご検討下さい。

 ○地震保険ですが、ご加入をお勧めします。なぜならば倒壊はもとより、地震による火災についても地震保険に加入していないとほとんどの場合支払われません。

 特に住宅ローンをかかえている方は要注意。地震保険に加入していないと、地震で被害に遭っても保険は支払われない、ローンは残る、ということになりかねません。地震大国の日本では加入しておいた方が良さそうですね。

 ○マンションの火災保険ですが、賃貸か分譲かによって違います。賃貸の場合、「家財」と「借家における賠償責任」でしょう。賃貸契約上、退去時に現状復帰と書かれているので、火事を出した時も同じなのでその弁償額は支払われる保険です。

 分譲マンションの場合は、ほとんどが鉄筋コンクリート造りで燃えにくいため、保険料は安くなります。問題は隣家からのもらい火です。例え全焼は免れても、消化活動で水浸しになってしまいます。それでも出火元には賠償請求出来ません。

 また、火災保険以外でも自分の過失による水漏れなどで階下や隣接まで損害を与えてしまうケースもよく聞きます。これらのリスクをカバーするような保険を考えれば良いと思います。

 ○支払いを抑えるための割り引きですが、鉄骨造りやオール電化住宅、ホームセキュリティーに加入していると保険料が安くなるなど、プランは色々あります。また保険料を一括払いにすると、1年当たりの保険料はかなり安くなります。補償内容と掛け金(保険料)とのバランスを考え、ご自分に合った保険に加入することです。


株式会社IFP 芝間 美喜夫

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