2007年10月 | 週間茨城朝日(FPの生活アドバイス)

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保険の早期割引や下取りは得か?

Q

生命保険が1月に満期を迎え、更新すると保険料が倍近くに。保険会社は「今月までに更新すれば今の保険料を下取り(転換)する形が出来るので有利です」と更新を急かします。早期契約や下取りは得なのでしょうか?

水戸市 Tさん(45)


A

まず始めに、生命保険の「更新」と「契約転換」の違いから説明します。

 「更新」とは、新たに診査することなく現在の契約内容を引き継ぐ制度です。その時点での保険年齢で保険料を計算するため、現在の保険料よりも高くなります。病気中でも契約の継続が出来、保険料の予定利率も引き継ぐため、同じ内容で新たに加入するよりも保険料が安くなります。保障金額を減らしたり、特約の解約も出来ます。

 「契約転換」とは現在の契約を解約し、解約返戻金(責任準備金と積立配当金)を頭金に、同じ保険会社で新たに保険契約することです。Tさんが薦められているのはこちらだと思います。

主なメリットは、
1:他社で新規加入するよりも一般的には保険料が安くなる
2:保険会社にもよるが、保障内容が同じなら医師の診査が不要、などです。

 デメリットは、終身保険部分の保険料は転換時の予定利率で再計算されるため、予定利率の高かった時期に加入した保険は不利になります。ここは特に注意する必要があります。
 早期割引については、「保険年齢の関係で来月になると46歳の保険料で計算されるので今月加入した方がお得です」という意味の早期割引かもしれませんね。

 無駄な保険料を払わないために、担当の方に1年ごとの必要保障額を数値化してもらい、それから「更新」や「契約転換」を考えていくことをお薦めします。


ファイナンシャルプランナー 宮田 久雄

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